○紀宝町子育て等応援給付金支給事業実施要綱
令和2年5月13日
告示第38号
(目的)
第1条 この告示は、新型コロナウイルス感染症の影響等を踏まえ、学校の休校や保育所等の登所自粛に伴う家計の負担増に鑑み、子育て世帯の住民に対する適切な配慮を行うため、臨時見舞金的な給付措置として実施する、紀宝町子育て等応援給付金支給事業に関し、必要な事項を定める。
(1) 子育て等応援給付金 前条の目的を達するために、紀宝町(以下「町」という。)によって贈与される給付金をいう。
(2) 支給対象者 別記第1に掲げる子育て等応援給付金(以下「応援給付金」という。)が支給される者をいう。
(3) 一般支給対象者 支給対象者のうち、児童手当法(昭和46年法律第73号。以下「法」という。)第17条第1項に規定する公務員を除いた者をいう。
(4) 公務員支給対象者 支給対象者のうち、法第17条第1項に規定する公務員をいう。
(5) 高校生等支給対象者 支給対象者のうち、高校生等の保護者をいう。
(6) 対象児童 別記第2に掲げる者をいう。
(応援給付金の支給等)
第3条 町は、支給対象者に対し、この告示の定めるところにより、応援給付金を支給する。
2 前項の規定により支給対象者に対して支給する応援給付金の金額は、対象児童1人につき20,000円とする。
(一般支給対象者に対する支給の申込み等)
第4条 町は、一般支給対象者に対し、応援給付金の支給の申込みを行う。
2 一般支給対象者は、前項の申込みを受けた際、紀宝町子育て等応援給付金の受給の拒否を届け出ることができる。
3 町長は、令和2年6月5日までに前項の届出がないときは、速やかに支給を決定し、一般支給対象者に対し、紀宝町子育て等応援給付金を支給する。
(1) 児童手当口座振込方式 令和2年3月31日時点において町が把握する児童手当振込時における指定口座に振り込む方式
(公務員支給対象者に係る申請受付開始日及び申請期限)
第6条 公務員支給対象者に対して支給する子育て世帯への臨時特別給付金に係る町の申請受付開始日は、次条第2項各号に掲げる申請方式ごとに町長が別に定める日とする。
2 申請期限は、やむを得ない場合を除き、前項の規定により定められた申請受付開始日のうち最も早い日から最長で4か月とする。
(公務員支給対象者に係る申請及び支給の方式)
第7条 公務員支給対象者は、別紙様式第1号の申請書(以下「申請書」という。)により申請を行う。
(1) 郵送申請方式 申請者が申請書を郵送により町に提出し、町が申請者から通知された金融機関の口座に振り込む方式
(2) 窓口申請方式 申請者が申請書を町の窓口に提出し、町が申請者から通知された金融機関の口座に振り込む方式
(3) 窓口現金受領方式 申請者が申請書を郵送により、又は町の窓口において町に提出し、町が当該窓口で現金を交付することにより支給する方式
3 町長は、第1項の規定による申請の際、必要に応じて、公的身分証明書の写し等を提出させ、又は提示させること等により、当該申請者の本人確認を行う。
(高校生等支給対象者に係る申請受付開始日及び申請期限)
第8条 高校生等支給対象者に対して支給する子育て世帯への臨時特別給付金に係る町の申請受付開始日は、次条第2項各号に掲げる申請方式ごとに町長が別に定める日とする。
2 申請期限は、やむを得ない場合を除き、前項の規定により定められた申請受付開始日のうち最も早い日から最長で4か月とする。
(高校生等支給対象者に係る申請及び支給の方式)
第9条 高校生等支給対象者は、別紙様式第2号の申請書(以下「申請書」という。)により申請を行う。
(1) 郵送申請方式 申請者が申請書を郵送により町に提出し、町が申請者から通知された金融機関の口座に振り込む方式
(2) 窓口申請方式 申請者が申請書を町の窓口に提出し、町が申請者から通知された金融機関の口座に振り込む方式
(3) 窓口現金受領方式 申請者が申請書を郵送により、又は町の窓口において町に提出し、町が当該窓口で現金を交付することにより支給する方式
3 町長は、第1項の規定による申請の際、必要に応じて、公的身分証明書の写し等を提出させ、又は提示させること等により、当該申請者の本人確認を行う。
(代理による申請)
第10条 代理により前条第1項の申請を行うことができる者は、当該申請者の指定した者であると認められる者その他町長が別に定める方法により適当と認める者とする。
(公務員支給対象者に対する支給の決定)
第11条 町長は、第7条第1項の規定により提出された申請書を受理したときは、速やかに内容を確認の上、支給を決定し、当該公務員支給対象者に対し、子育て世帯への臨時特別給付金を支給する。
(高校生等支給対象者に対する支給の決定)
第12条 町長は、第9条第1項の規定により提出された申請書を受理したときは、速やかに内容を確認の上、支給を決定し、当該公務員支給対象者に対し、子育て世帯への臨時特別給付金を支給する。
(子育て世帯への臨時特別給付金の支給等に関する周知)
第13条 町長は、子育て世帯への臨時特別給付金支給事業の実施に当たり、支給対象者及び対象児童の要件、申請の方法、申請受付開始日等の事業の概要について、広報その他の方法による住民への周知を行う。
2 町長が第4条第3項の規定による支給決定を行った後、令和2年3月31日時点において町が把握する児童手当振込時における指定口座(支給前までに指定口座の変更を届け出ている場合は、当該届出をした指定口座)に子育て世帯への臨時特別給付金として支給を行う手続を行ったにもかかわらず、令和2年12月31日までに指定口座への振込が口座解約・変更等によりできない場合は、本件契約は解除される。
3 町長が第11条の規定による支給決定を行った後、申請書の不備による振込不能等があり、町が確認等に努めたにもかかわらず、申請書の補正が行われないことその他支給対象者の責に帰すべき事由により支給ができなかったときは、当該申請は取り下げられたものとみなす。
(不当利得の返還)
第15条 町長は、子育て世帯への臨時特別給付金の支給を受けた後に支給対象者の要件に該当しなくなった者又は偽りその他不正の手段により子育て世帯への臨時特別給付金の支給を受けた者に対し、支給を行った子育て世帯への臨時特別給付金の返還を求める。
(受給権の譲渡又は担保の禁止)
第16条 子育て世帯への臨時特別給付金の支給を受ける権利は、譲り渡し、又は担保に供してはならない。
(その他)
第17条 この告示の実施のために必要な事項は、町長が別に定める。
附 則
この告示は、令和2年5月13日から施行する。
別記(第2条関係)
第1 支給対象者
1 応援給付金は、令和2年5月分の法による児童手当(以下「児童手当」という。)の受給者及び高校生等(16歳~18歳)の保護者に対して支給する。ただし、令和2年4月27日現在で紀宝町の住民基本台帳に登録のある者にに対して支給する。
① 基準日後から応援給付金の支給が決定されるまでの間に、受給者等に係る児童が死亡した場合( | 左欄に掲げる者に準ずる者として適当と認められる者 |
③ 基準日後から子育て特別給付金の支給が決定されるまでの間に、受給者等からの暴力を理由に避難し、当該者と生計を別にしている当該者の配偶者(現に第2の対象児童を監護し、かつ、これと生計を同じくする者に限る。)がその避難先の市町村において、当該対象児童に係る児童手当法第7条第1項の規定による認定の請求をし、当該避難先の市町村による当該認定の請求に関する通知が受給者等に対して子育て特別給付金を支給する市町村に到達した場合 | 左欄に掲げる当該者の配偶者 |
3 その他、町長が特に必要と認めた者
第2 対象児童
第1に規定する者(以下「支給対象者」という。)に支給される応援給付金の対象児童(応援給付金の支給額の算定の基礎となる児童をいう。以下同じ。)は、支給対象者に支給される令和2年5月分の児童手当に係る児童及び高校生等(16歳~18歳)とする。